西野亮廣さんの本「革命のファンファーレ」の感想を共有したい!!現代のお金と広告のはなし

久々に面白い本を読みました!
それはキングコング西野亮廣さんの「革命のファンファーレ 現代のお金と広告」。

最近のビジネス書ではピーター・ティールの「ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか」、「サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福」この2冊以来の面白さで一気読み!!

思わず人に伝えたくなる内容なのです!

本記事は単純に感想と面白さを共有したいだけなので、まだ読んでいない人はあまり意味が分からないかもしれません・・・m(_ _)m

あとアイドルについて語ったりしてるのでキモくて共有できねえよ、、、という可能性もあるのでご了承ください。

最初以外はネタバレもあまりないので、タダで内容を知りたいだけという方は、そっ閉じを。

素直に先に読んでからまた出直してきてください!

はじめに:無料公開、無断転載オッケーって・・・

「革命のファンファーレ」は西野さん自ら、《はじめに》の全文を無断転載オッケーと高らかに宣言しています。

【コピペ自由!】『革命のファンファーレ』はじめに全文
(キングコング西野 公式ブログ「魔法のコンパス」)

無料公開のメリットはまさに本に書かれている内容で、実際にこの本を売る戦略でもあるわけです。

「革命のファンファーレ」は、控えめに言ってもすごい本だと思うのですが、そう思う理由は「手の内を全部公開している」からというところにあります。

この本の主な内容はサブタイトルの通り「現代のお金と広告」のはなし。

その方法論が書かれているわけですが、決して机上の空論ではなく、西野さんが実際に行って成功し証明されたことしか書かれていません。

僕は学者じゃないので体験談を話す。

この1年間の自分の活動の成功と失敗を、数字を交えて皆様にお話する。

ちょうど一年前に出版したビジネス書『魔法のコンパス ~道なき道の歩き方~』の発行部数は10万5000部。
絵本『えんとつ町のプペル』の発行部数は30万部。
オリコン2017年上半期”本”ランキングでは、児童書部門とタレント本部門の2冠を達成。
『えんとつ町のプペル』を作る際のクラウドファンディングは2度実施して、支援者数が9550人。支援額が5650万4552円。
これまでのクラウドファンディングの支援総額は国内歴代最高記録となる1億円を突破。
個展『えんとつ町のプペル展』の動員数は60万人を突破。
これだけ見れば順風満帆だが、どっこい、失敗が可視化されていないだけで、キチンと失敗もしている。

その成功や失敗には、マグレも不運も存在しない。
成功と失敗の裏にあるのは、理由と原因だけだ。
それらを見ていきながら、今後僕らは、どのように身をふっていれば時代を捉えることができるのか?

これから、僕の実験と結果と対策を全てお話しようと思う。
しばし、お付き合いください。

さっそく無断で転載してみました。

とにもかくにもこの本にある内容は「常識を覆すやり方で結果を残す→そしてその過程を惜しげもなく晒す」の繰り返し。手品の種明かしをしている。

だから痛快だし、そして何より次代の生き方の”物語”としても面白い。

「革命のファンファーレ」で西野亮廣さんが書いてることは、西野さん以外でも通用するのか事例を検証してみる。

いくら西野さんが実際に行って成功し証明されたことしか書かれていないとはいえ、「それはキングコングの西野だからだろ」という指摘もできる。

だから、ここではこの本に書かれている事例を他の成功事例と比較して、その正しさを検証してみたい。

「認知」と「人気」の違い。嘘をつかない者が人気を勝ち取れる。

革命のファンファーレにある一節です。

「認知」はテレビタレントでいうところの認知度や好感度。西野さんは、認知度や好感度の高さと「人気」の高さは異なるといいます。

好感度が高ければテレビ局からギャラはもらえるが、人気がないと自分では稼げない。そして好感度が低くなったら終わり。THE END.

でも好感度と人気は実は比例しない。認知が高いはずのテレビタレントがクラウドファンディングでは成功しなかったり、不倫をしても活動を続けることができたゲスの極み乙女と仕事がなくなったベッキーさんを例に指摘します。

つまり「人気」とは「自分のファンがいること」

認知度があればスポンサーはつくが好感度が下がったらおしまい。でも人気があればスポンサーなんかいなくても、自分のファンが支えてくれる。

そして「人気」のあるなしは「信用」のあるなしの違い。

スポンサーやTV局の要望に沿わないといけないテレビタレントはある種の「嘘」をつかないと仕事になりません。まずいご飯も美味しいと嘘をつかないと食レポにならない、仕事にならないからだと西野さんは言っています。

でも嘘はインターネットがなかった時代には通用しても、今は通用しない。

だから嘘をついていると信用を勝ち取ることはできないと言います。

サラリーマンに例えるなら「上司からの好感度」と「部下やお客さんからの人気」の違いといえるでしょう。上司から好感度が高ければ出世できるかもしれませんが、上司が失脚したら終わりです。

でも部下やお客さんからの人気があれば、もし会社で干されても、部下を連れて一緒に独立したり、転職先を紹介してくれたりと、どうにかやっていけるはずです。

上司と部下に対する態度が違う人、つまり態度に嘘がある人は信用ないですよね。

これまではそんな人が偉くなる風潮もありましたが、もはや時代は変わりました。

関連記事「【盃を交わす】絶対裏切らないという信頼関係について

西野さんはテレビでも嘘はつかないと言います。まずいものはまずいと言う。まずいと言えない仕事をそもそも受けないそうです。

そうやって嘘をつかないことで信用を獲得した西野さんだから、テレビタレントと相性の悪いクラウドファンディングを次々と成功させている!というのは甚く納得しました。

注意
ここからアイドル論的な話が続くので興味のない方は、こちらをクリックして読み飛ばしてください 

事例:嘘をつかないことで人気を獲得したもう一人の西野さん。

では西野さんの言う「人気=信用=嘘をつかないこと」理論を証明する別の事例を紹介します。

それは人気アイドルグループ乃木坂46の西野七瀬さんです。

西野さん(乃木坂の方)が所属する乃木坂46は今や、AKB48と並ぶ大人気アイドルグループです。いやもう既にライブ動員などではAKB48を抜いてトップアイドルといっても過言ではありません。

でもこれを読んでいる人のほとんどは「えっ本当に?」という感じではないでしょうか。

乃木坂46というグループは知っていても、メンバーの顔と名前を知っている人はほとんどいないのではないでしょうか。

しかし、2016年のライブ動員数ランキング【女性アイドル部門】では、ももいろクローバーZに次ぐ第2位で年間317,286人。CDは2作連続のミリオンセラーとデータが物語っています。(ももクロもメディア露出が減ってるのに「人気」という面ではすごいですね)

CD売れてるったって握手券でしょ、と思った方。その通りです。

でも認知はお金にならないが、人気はお金になるという点でいうと、乃木坂46の人気はそれを証明しています。

西野さん(キングコングの方)も本の中で言っていますが、今は「モノ消費」ではなく「コト+モノ消費」の時代

そもそも秋元康が仕掛けたAKBグループに代表される会えるアイドル、握手会アイドルを毛嫌いする人は多いですが、ビジネス的観点では大成功としか言えません。

とはいえ、「ミリオンヒットはあるけど一般の人にカラオケで歌われるようなヒット曲がない」と口にするメンバーもいます。僕は乃木坂ファンなのでメンバーが求めるなら応援するけど、個人的には悩む必要ないのにな〜と思ってます。

なぜなら、誰もが歌うヒット曲とは不特定多数にウケるということ。認知度や誰にでも好かれる好感度が必要です。でも世の中うまくいかないもので、認知度を高めると人気度が薄まります

だから、よく知らないけど何で売れてるの?という今の乃木坂46の状況は、西野さん(キングコングの方)の理論を証明してると思います。

西野さんが2人出てきて書くのがとてもめんどくさいです。

やっと、もう一人の西野さんのはなし。

西野七瀬さんは、乃木坂46の中でもトップの人気を誇るメンバーです。

先ほども言いましたが、アイドルに興味のない人は顔や名前をあまり知らないかと思います。(検索してください。

何が言いたいかというと、彼女は認知度は低いけど、人気度が高い典型です。

しかも、いわゆるガチ恋といわれるファン、というかオタ。握手券を何十枚も大量買いしてくれる太オタ(お金をたくさんおとしてくれる人)が多い。

その人気の秘密の一つは、彼女がまさに「嘘をつかない人」だからだと思うのです。ようやく話がつながりました。

メンバーやファンの間でも彼女は嘘をつかない、というか嘘をつけないことでよく知られています。

決して西野さん(キングコングの方 しつこいか)のように、毒を吐くわけではありませんが、嫌いなものを好きと言ったりしない人です。爬虫類が好きだったり自分の基準で好き嫌いを言う人です。ヒヨコより太った鳩が好きと泣きながら話す人です。

でも決してAKB48のようなグイグイと前に出るタイプではありません。

むしろぱっと見は大人しいタイプ。声も小さく可愛らしい外見なので、彼女をよく知らない人は、いわゆる女の子らしい女の子だと思うでしょう。

だから短い尺でキャラを知ってもらう必要があるテレビ番組には向かない。と思う。

今フジテレビで放送している「ライオンのグータッチ」と言った長期のレギュラーやパーソナリティを深掘りしてくれるドキュメントに近いテレビじゃないと良さが伝わりづらい人だと思います。

↓右の子

これは乃木坂46のメンバー全般に言えるのですが、基本的にみんな控え目で、AKBや他の女性タレントのように、テレビ的に求められるようなリアクションを取らない(取れないだけかもしれないが、とにかくアクがない)。

その中でも西野七瀬さんは、少なくとも外番組では全く前に出ない人だし、声も張らないし、人見知りも隠せない。

それは単にアイドルとしてのスキル不足といえるのかもしれないし、10年前ならむしろ、おとなしくぶりっ子してると反感さえ買ったのではないかと思います。実際に彼女のことをよく知らない人はそう思うかもしれません。

でも現実には男性からも女性からも高いファン人気があります(認知ではなく)

ちゃんとファンには理解されているんです。可愛らしい見た目と違って少し変わったキャラであることも。嘘をつけない性格だから、外番組では頑張る気持ちあっても慣れるまで時間がかかることも受け入れられています。

それは認知からではなく、人気をしっかり積み上げてきたからでしょう。

そしてその人気は信用を得ているからであり、なぜ信用を獲得できたかと言うと、まさに嘘をつけない性格にあったと思うのです。その姿が濃いファンの獲得に繋がったといえると思うんですよね。

ここまで長々と書きましたが、とにかくこれからはどんな仕事をしているにしろ、個人の人気が大事だよねってこと。もはやどの西野さんがどっちの西野さんかよく分からないとかクレームは受け付けません、とにかく乃木坂46楽しいよってことです。

「革命のファンファーレ」で甚く共感した内容と、同じ考え方が書いてある本の紹介。

しつこく乃木坂のことを語ってしまいましたが、その他のポイントも紹介します。

正直ほんと全てのページが見どころ、読みどころなので選ぶのは難しいのですが。。。

ここでは、西野さんが本で言っていることを裏づける、同じ考え方が書かれている本を紹介するという切り口でいきます。

1)問題は「何を言ったか?」ではなく「誰が言ったか?」だ。

「何を言うかより、誰が言うか」あるいは逆に「誰が言うかより、何を言うか」どっちが大事かについては、賛否両論あってネット上では意見が二分する論議みたいです。

でも僕は実感として西野さんも言っている「何を言うかより、誰が言うか」に賛成派です。

いくら正しいことを言っても、聞く耳を持ってもらえなければ、その言葉は相手に届いてないのと同じ。それが現実だと思うからです。

そして、そのことについて触れている本が、林修先生の「いつやるか? 今でしょ!」。

思いが通じるかどうかは、言葉を発する前に勝負がついていることが案外多いのです。

アメリカのエマーソンは「人は見ようとするものしか見ない」と言いましたが、聞こうとするものしか聞かないものでもあるのです。

-中略-

「正しいから聞く」
のではなく、
「この人がい言うから、聞こう」
と関係が逆転していることを、まず頭に叩き込んでください。

西野さんがこの本を読んでいるかは分かりませんが、こういう人間心理を肌感覚で感じ取って体現しているのが西野さんのすごいところ。

2)作品の販売を他人に委ねるな。それは作品の「育児放棄」だ。

クリエイターのはしくれとして、ここ十年くらいかな? すごく身に沁みることば。

結論を言ってしまうと、クリエイターもプロデューサー感覚がなければ、アジア諸国の安い労働力やAIに仕事を奪われるってことです。

そして創るだけでなく「売ることの大切さ」を以前から話、実践して結果を出してきたのがスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサー。

【宣伝と広告のはなし。】ジブリの仲間たちの感想」にも詳しくありますが、西野さんが算数が得意というのと、鈴木さんが数字に強いというのは、すごい共通点だなと勝手に思ってます。

3)老いていくことは「衰え」ではない「成長」だ。

今や寿命100年時代と言われています。

そんな時代をどう生きるかについて、西野さんは力強く語っていて、とても勇気が湧いてきます。

僕も以前このことについて「寿命100年時代に絶望を感じた貴方へ|ライフシフトとは?要約をまとめてみた」という記事で考えたのですが、西野さんの言葉でスッキリすることができました。

寿命100年時代とその生き方については「LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略」という本が参考になります。

この本も西野さんが読んでいるかは知る由もありませんが「寿命100年時代に関する西野さんの言葉は「絶望に対する新たな解答」を提示してくれたな!」と仰々しくヨイショしておこうと思います。

4)「アイデアの待ち合わせ場所」になった者が勝つ

「一人でやれよ!」「アイデアは一人で生み出すものだろ」という批判に対する西野さんの答え。

これもまさにその通りで「「超」発想法:アイデアのフレームワークを創ろう」でも書いた通り「自分だけで考えず、人にどんどん頼りましょう!」と感じたところなのですごく共感。

まとめ

「革命のファンファーレ」は 「すべてのクリエイター、ビジネスをする者が知っておくべき内容であり、今という変化の時代を生き抜くヒントが凝縮された本」だ。

無料戦略、マネタイズの方法・・・などなど。実践的なビジネス書としても、とても参考になる。

そして、何よりもこの本がすごいのは、西野さんがこれらの手法を実践した上で経験上の肌感覚で書かれているところだ。

体験したことしか書いてないのが、すごい。

西野さんが、上記で僕が紹介したような本を読んでいるかは知らない。

でも読んでいようが、読んでいまいが、すべて実践し体験した上で書かれているから説得力がある。

逆に言えば、いくら本を読んで最先端の知識を知っても、実際にやってみて行動しないと全く意味がない

本に書かれていることが本当に使えるかどうかは、実際にやってみないと検証できないし、証明しようがない。知識だけ仕入れても意味がない。

となれば、やることは一つしかない。

行動することだ!

とすごく感じました。

西野さんは「行動するのに勇気はいらない」と言います。

行動しない言い訳、ネックになっているものを解消する方法も本の中で指南されてます。なんと至れり尽くせり。

あとがきの熱い言葉なんて、思わず涙が出た人もいるのではないでしょうか。

だから僕が言いたいのは、ビジネス書としてだけじゃなく「読み物」としても面白いってこと。です!

読んだ勢いで書いたので乱文ですみませんでした。(さすがに誤字脱字だらけだったので少し直しました)

最後まで読んでくれた方、ありがとうございます!

以上、おるかでした!

2 件のコメント

    • コメントありがとうございます!
      すごく良い本なので一人でも多くの人が読んで欲しいなと思います。

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