今年に入りビットコインを含むアルトコインが大きく下落する中、
ライトコイン(LTC)は他の通貨よりダメージが少なく改めて注目されていますね。
また明るいニュースもリリースされており、いぶし銀的な存在だったライトコインへの注目が俄然高まっています。
本記事では、
ライトコインの特徴と今後の将来性、購入方法について解説します。
目次
「ライトコイン(LTC)」とは、どのような仮想通貨か?
ライトコインは、ビットコインと比較して語られることが多い仮想通貨です。
ライトコインの開発者は、元Googleエンジニアのチャーリー・リー氏が開発したコイン。
「ビットコインが金」ならば「ライトコインは銀」と呼ばれています。
とはいえ、ビットコインの格下というわけではなく、機能的にはむしろビットコインをバージョンアップしたようなイメージです。
ライトコインの特徴を簡単にまとめると
・送金速度がビットコインより速い!
・Segwit(セグウィット)を実装していて送金遅延が少ない!
・決済、支払い手段に採用され、高い実用性が期待できる!
トランザクション(取引履歴データ)を圧縮してデータ量を小さくする技術のこと。これにより取引量が増加しても、送金遅延が少なく、送金速度を保つことができる技術。
ちなみに
仮想通貨の時価総額ランキングは、第5位(2018.2時点)。
イーサリアムやリップルといった知名度の高いコインのかげに隠れがちですが、堅実に評価されている仮想通貨です。
「ライトコイン」の将来性
ライトコインの特徴である「送金速度が速く、遅延が少ない」という点は、イコール「実用的である」と言い換えることができます。
実際に私自身も取引所間の送金によくライトコインを使っていますが、非常に実用的だなと感じます。(ビットコインで送金すると数十分かかることもあり(いわゆる送金詰まり)、不安とストレスがたまることが多々あります)
ちなみにコインの総枚数(埋蔵量)は、ビットコインが2,100万枚であるのに対して、ライトコインは8,400万枚。
希少性という面ではビットコインより低いことになりますが、流動性という面ではライトコインの方が有利で、実際の決済・流通・取引に利用しやすいように設計されています。
「ビットコインが金」ならば「ライトコインは銀」と呼ばれていると言いましたが、まさにその通りですね。
我々の生活でも、「金」は現実の決済取引に利用されることはありませんが、「銀」は銀貨など実生活で使われてきた歴史があります。
そして今年、「決済利用」という面でライトコインに大きなニュースが出ました。
「ライトコイン」が注目されている理由(最新ニュース)
ライトコインは決済アプリ「Lite Pay(ライトペイ)」のリリースを発表しました。
We started because the people asked @Bitpay to accept LTC. They wouldn’t, so we took the challenge. Infrastructure for LTC February 26 🚀#PayWithLitecoin #LitePay
— LitePay, Inc. (@LitePayInc) 2018年2月13日
Lite Payは、ビットコインの支払いシステムであるBit Payに比べ、安い手数料でより速い決済が可能になります。
さらに、通常の仮想通貨決済では「お店(販売者)」が仮想通貨から、円などの法定通貨に交換する間に価格が下落するリスクがあります。
しかしLite Payでは、決済と同時に法定通貨でお金が銀行口座に反映されるため、リスクが少なく「お店(販売者)」側も導入しやすい仕組みになっているといえます。
さらにアメリカの決済代行サービスを提供するAliant社などもLite Payを導入することを公表しています。また現在Bit Payの手数料が高騰していることもあり、LTC加盟店が一気に増加するのではないかと期待が高まっています。
Finally, someone is taking the opportunity to create https://t.co/I7dOYd9Ywx . Good job! @BitPay had a very good chance to do it but did not do because of whatever reasons. pic.twitter.com/t9tvkNmb0K
— Litecoin Foundation (@LTCFoundation) 2017年12月21日
さらに公式のデビットカードが発行されれば、VISAが使える店舗やATMで直接ライトコインが使えるようになるとのことです。
このニュースを好感して、ライトコインは一時25%以上高騰しました。
現在は20,000円前後で推移していますが、仮想通貨が総じて下落局面にある中、ライトコインは下げ幅を最小限に抑えています。
リップルにも言えることですが、着々とリアルなサービスと結びつきを強めており日々の決済手段として普及してくれば、ビットコインを超える存在になるかもしれません。
(もちろん まだまだビットコインの存在は強いですし、ビットコインを超えるというのは大げさかもしれませんが・・・)
しかしながら
ビットコインが2,100万枚で約100万円なのに対して、ライトコインは8,400万枚で約2万円というのは、過小評価(※)されている気もするので、価格が安い今が狙い目かもしれません。
BTC2,100万枚:LTC8,400万枚=4分の1の希少性と考えれば、BTC100万円:LTC2万円=50分の1は安すぎる。もし両者が同じ価値を持つと考えれば、ライトコインはBTCの4分の1の価格である20万円まで伸び代がある?のではと考えます(あくまで個人的・希望的観測ですが 汗
「ライトコイン」が買える取引所
ライトコインを買うことができる取引所は海外も含めると複数あります。
・bitbank(ビットバンク)
・BitTrade(ビットトレード)
・Binance(バイナンス)
・bitFlyer(ビットフライヤー)
・CoinCheck(コインチェック)
この内、国内取引所でどれか1つに絞るなら「bitbank(ビットバンク)」がおすすめです。
理由は手数料の安さと買いやすさです。
下の2つ(bitFlyer,CoinCheck)は販売所形式で価格が少々割高なので、ここではおすすめしておりません。(もちろん販売所にもメリットはあります)
詳しく知りたい方は「仮想通貨「取引所」と「販売所」って何が違うの? 手数料で損しないために覚えておこう!」をご覧くださいね。
上の3つ(bitbank,BitTrade,Binance)は板取引が可能な取引所ですが、Binanceは海外取引所なのでここでは一旦外して考えます。
そして残りは、bitbankかBitTradeになりますが取引量の多さ(ユーザー数や出来高)の面を考慮すると、bitbankがよりおすすめというわけです。
bitbank(ビットバンク)
ビットバンクの特徴と評判、使い方などは「bitbank(ビットバンク)の口コミ|口座開設前に知っておくべきこと」をご覧くださいね。
Bit Trade(ビットトレード)
ビットトレードの特徴と評判、使い方などは「「BitTrade(ビットトレード)」の評判と登録方法」をご覧くださいね。
まとめ:実用面に注目して仮想通貨を選ぼう!
一口に仮想通貨と言っても、その種類によって様々な特徴があります。
もし仮想通貨を投資として値上がりを狙うなら、今後は「実用性」=「流動性」が期待できるかどうか?をポイントにするのがよいかと思います。
当サイトでは、実用面から中長期で期待できる仮想通貨の記事を紹介していますので、よろしければそちらもご覧くださいね。
以上、おるかでした!
>>>「bitbank(ビットバンク)の口コミ|口座開設前に知っておくべきこと」
>>>「BitTrade(ビットトレード)」の評判と登録方法
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「仮想通貨「QLC(Qlink)」の特徴と買い方、今後の将来性」
【取引所は複数登録しておきましょう】
(1)「Zaif(ザイフ)」(金融庁登録済み業者)
「Zaif(ザイフ)」はビットコインの他に、イーサリアムETH・ビットコインキャッシュBCH・ネムXEM・モナコインMONA も取引所で売買することが可能です。
※Zaifの特徴、メリット・デメリットについては別記事で説明しています
>>>「「Zaif(ザイフ)」の評判とメリット・デメリット、使い方について」
(2)「Binance(バイナンス)」
海外の取引所に登録すると仮想通貨選びの選択肢が広がります。
特に「Binance(バイナンス)」では数多くのアルトコインの取り扱いがあり、手数料はなんと0.05%の最安値(もちろん販売所ではなく取引所です)
※バイナンスは海外取引所なので詳しい解説や登録方法を別記事で説明しています
>>>「仮想通貨の手数料が高いと思ったら「Binance(バイナンス)」に登録しよう」