イーサリアムの歴史と価格推移|ヴィタリック・ブテリンの歩み

ビットコインと並び主要仮想通貨の一つであるイーサリアム(ETH)。

今回は、イーサリアムの誕生から現在に至るまでの歴史を解説!

またイーサリアムの歴史を語る時には欠かすことのできない、ヴィタリック・ブテリン氏の歩みも紹介しています。

投資において大切なことは、自分なりの”軸”を作ることです。

過去を学ぶことで、イーサリアムが暴落した原因や上昇するきっかけを知り、ぜひ自分なりの投資の”軸”を確立してくださいね。

 

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イーサリアムの歴史と価格推移

歴史を振り返る前に、まずイーサリアムの特徴をおさらいしておきましょう。

イーサリアム(ETH)とは?

イーサリアム(Ethereum)は、仮想通貨の中ではビットコインに次ぐ時価総額2位に位置する主要コインの一つです。

ビットコインと同様にブロックチェーン技術を利用していますが、もう一つの特徴として「スマートコントラクト」という画期的な技術を備えている点があります。

スマートコントラクトとは?
スマートコントラクトとは、様々な契約を自動化しその契約取引データをブロックチェーン上に記録できるようにしたもの。詳しくは「「スマートコントラクト」の仕組み、事例を勉強しよう!イーサリアム以外の仮想通貨も紹介するよ!」をご覧くださいね。

またイーサリアムはトークンを作る仕組みが備わっており、イーサリアムから派生する仮想通貨を作るプラットフォーム的な役割を果たしています。

新しい仮想通貨を作り上場させるICOでは、イーサリアムがベースのものが多く、この拡張性の高さもイーサリアムが支持される理由の一つになっています。

「スマートコントラクト」の仕組み、事例を勉強しよう!イーサリアム以外の仮想通貨も紹介するよ!

2018.02.03

2011年・・・ビットコインとの出会い

結論を先に言うと、イーサリアムはヴィタリック・ブテリン氏によって誕生しました。

2011年ヴィタリック・ブテリンはビットコインに出会います。

そしてすぐにその大きな可能性に興味を持つと、仮想通貨を取り扱うブログ記事や雑誌「ビットコイン・マガジン」を作ります。

この時ヴィタリック・ブテリンはなんと高校生!

ビットコイン自体は2009年に誕生していますので、決して早い出会いとは言えませんが10代にして仮想通貨の可能性を見出し、その世界に積極的に関わっていく姿勢は只者ではないですね。

ビットコインの歴史|誕生から現在、そして将来は?

2018.05.19

2013年・・・イーサリアム構想の萌芽

大学生になったヴィタリック・ブテリンは、ビットコインの思想や技術にのめり込みます。

(思想というのは、法定通貨に代表される既存の中央集権的世界に対して、ブロックチェーン技術が実現する”分散型”の世界のこと。ブロックチェーンについては「仮想通貨の仕組みを勉強しよう「ブロックチェーン技術って何?」」をご覧ください)

仮想通貨の仕組みを勉強しよう「ブロックチェーン技術って何?」

2018.02.01

そしてビットコインを発展させた現在のイーサリアムの原型を思いつき、この年イーサリアムのホワイトペーパーを発表します。

(この時のブテリンの構想はビットコインのコミュニティからは同意を得られなかったとのことです。だから独自通貨として発行されたんですね)

2014年・・・イーサリアム プレセール(ICO)フィーバー

ホワイトペーパーを発表したヴィタリック・ブテリンは、そのアイデアを形にするため開発に取り組みます。

そして2014年2月、イーサリアムのプロトタイプがリリース。

ちなみにヴィタリック・ブテリンは大学を中退して、アメリカの投資家ピーター・ティールの主催するティール・フェローシップ(※)に選ばれ、仮想通貨の可能性・実用性を探るため世界中を旅します。

※ティール・フェローシップとは、20歳未満の若者が起業に集中できるように10万ドルの資金を与えるプログラムのこと。

ピーター・ティールは投資やビジネスに興味があるなら、知っておいた方がいい人物の一人です。

特に彼の著作「ZERO to ONE」は必読!本ブログでも記事にしてますので興味のある方は「【ZERO to ONE】ゼロトゥワンの要約と21世紀最強の名著である理由」もご覧くださいね。

【ZERO to ONE】ゼロトゥワンの要約と21世紀最強の名著である理由

2017.09.16

2014年7月、イーサリアムのプレセール(ICO)を実施

プレセール価格は1ETH=26円

プレセールは計4回実施されて、16億円の資金を集めます。

今でこそ数百億円集めるICOがありますが、当時は株式でも何でもない仮想通貨にこれだけの資金が集まったことは大きなインパクトを与えました。

(ちなみに日本ではホリエモンこと堀江貴文さんが投資していたそうです。慧眼すぎる!当時の価格から数千倍になっていますが、なんと秘密鍵を忘れてしまい取り出せないそうです)

2015年・・・イーサリアムの誕生

2015年7月、イーサリアムがリリース!
ここにイーサリアムが誕生します。

この時の価格は、1ETH=約120円
(それでもまだプレセール価格から約5倍程度)

その後、数度のアップデートを行います。

様々な修正や実用性を高める機能が実装されるにしたがい、その可能性に注目が集まりイーサリアムの価値が高まっていきます。

2016年・・・THE DAO事件とハードフォーク

ビットコインと並び注目と人気を高めていたイーサリアムは、1ETH=1,000円以上まで上昇を続けます。

しかし2016年5月、THE DAO事件が発生します。

ドイツのSlock itが始めた『自律分散型投資ファンド(DAO)』というサービスの脆弱性をつかれ、50億円以上のイーサリアムがハッカーに盗まれてしまいます。

この事件はDAOのサービスが原因であって、決してイーサリアムに問題があったわけではないのですが、この事件に対するイーサリアムの対応が、賛否両論を呼び起こします。

この事件への対応策として、イーサリアム運営は「イーサリアムのブロックチェーンを盗難被害前の状態に戻し、そこから新しくやり直す」というハードフォークを実行します。

ハードフォークとは、簡単に言うと「これまでの古い仕様(ルール)を無視して、新仕様を適用すること」です。旧通貨と新通貨の2つが存在することになり、当然古い仕様と新仕様の間に互換性はありません。

ちなみにフォークとは英語で「分岐」と言う意味で、ハードフォークはイメージ的には「仮想通貨の分岐・分裂」という感じです。

当時DAO事件に対するイーサリアムの対応策としては3つあり
①ハードフォーク
②ソフトフォーク
③何もしない
という選択肢がありました。

ちなみにソフトフォークは「仮想通貨のアップデート」。これまでの通貨が新しく生まれ変わるだけで、通貨を分裂させずに対応する方法です。

③の何もしないという対応も間違っているわけではなく、記憶に新しいコインチェックのNEM(ネム)流出事件ではネムは何もしないという対応をとりました。

・・・と余談が長くなってしまいましたが

イーサリアムは、このハードフォークによってイーサリアムとイーサリアム・クラシックに分裂します。

ちなみに新通貨側となるのがイーサリアムです。創設者のヴィタリック・ブテリンはこちら側です。

そしてハードフォークに反対(つまり何もしない派)していた開発者が支持したのが、イーサリアム・クラシックとなります。

2017年・・・絶え間なき進化対応

DAO事件後、イーサリアムはしばらく価格が停滞していました(1ETH=1,000〜1,500円前後)。

しかし決してイーサリアム自体の脆弱性が原因ではなかったこと、戦略的なアップデートが行われたことから、その価値が再び見直されていきます。

そして日本では、仮想通貨自体がブームになってきたこともあり価格は上昇の一途を辿ります。

1万円の壁、5万円の壁をあっさり突破して、2018年1月には1ETH=16万円の最高値をつけます。

その後、仮想通貨バブルの崩壊とともに暴落し、現在7〜8万円前後で推移しています。

まとめ:イーサリアムの今後と将来性

イーサリアムはこれまで、積極的なアップデートにより価値を高めてきました。

ヴィタリック・ブテリンの影響もあり、分散型の世界を実現するために先進的で野心的な進化を行う特徴を持つ仮想通貨です。

良く言えば変化対応、悪く言えばリスキーともいえます。

これからも数回のアップデートを控えており、「セレニティ」というアップデートは、マイニング(採掘方法)がプルーフオブワーク(PoW)からプルーフオブステーク(PoS)ヘと変わる大規模なものです。

またDappsと呼ばれるイーサリアムを利用したアプリやゲームも続々とリリースされており、実用面で進化している点も見逃せません。

これらの変化が価格にどう影響するかは、分かりません。

しかしながら、今後も仮想通貨業界で注目の的であり続けることは間違いないでしょう。

わたしは、新しい価値への挑戦を応援する意味でも、まだまだイーサリアムへの投資を続けていくつもりです。

興味のある方はこちらの「仮想通貨イーサリアムはどこまで上がるのか?ETHの将来性にかけてガチホし続けた結果・・・」もご覧くださいね。

以上、おるかでした!

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